Jérémy Liron

パネリー組曲
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Presentation

「まったく同じでもなく、まったく別物でもない……」


ジェレミー・リロンは、自身の制作過程を語る際、驚くほど明晰である。それは、彼の作品が際立った可読性を備えていることを思えば、何ら不思議ではない。まずは、彼自身の言葉に耳を傾けてみよう。

「私は昨年の8月から9月にかけて、この一連の作品に取り組んできました。それを《スイート・パネリー(Suite Panéry)》として構想しています。これは、私が20年にわたって継続している《風景(Paysage[s])》というシリーズの中の一つのサブ・セットに与えた総称です。各作品には番号が付されており、この《スイート・パネリー》の最初の作品は《風景 No.289》です。現在は、No.298、299、300を制作中です。」

終わりのない試みに身を委ねるこの姿勢、そしてタイトルに付随する目眩を覚えるほどの数字の連なりは、ロマン・オパルカの名高い連作《世界の記述(Description du monde)》を想起させるかもしれない。この比類なき作品群は、丹念に書き記された数字で画面を覆う一連の絵画から成り、いずれも《ディテール(Détail)》と名付けられている。新たなキャンバスは常に、無限へと向かうこの「数の記録」を延長し、そのプロセスは作者の死によってのみ中断される運命にあった。

オパルカの閉じられた禁欲的な世界とは対照的に、ジェレミー・リロンの作品は自然へと開かれている。しかし、そこに描かれるのはロマン主義や象徴主義の伝統に連なる雄大な風景ではない。彼が焦点を当てるのは断片であり、とりわけ樹木である。幹や枝は、遠景から、あるいはクローズアップで、さまざまな距離や角度から観察され、単独で、あるいは周辺的要素と組み合わされて描かれる。リロンは、ほとんど見分けがつかないほど近似したヴァリエーションを生み出すことを好む。それは、飽きることなく音階練習を繰り返す音楽家のようでもある。体系的に展開されるこれらのモチーフは、一つのシリーズを成し、唯一無二の傑作という概念を拒む、造形的探究と調査の実践となっている。ここで問題となるのは物語的連続性ではなく、視覚的連続性である。

この「視覚的彷徨(ヴァガボンダージュ)」──表面的な描写の背後に、類似構造とその変容を捉えようとする欲望が潜んでいるこの姿勢──は、近代性を特徴づける重要な要素である。すなわち、主題からモチーフへ、記述から構築へという移行である。反復される要素が例外ではなく規則として立ち現れるがゆえに、シリーズの主題そのものが単なる口実にすぎないと思えてくるほどである。

これらのイメージに対峙するとき、鑑賞者は一種の非現実感にとらわれる。都市空間から決して遠くない自然の表象の上を、視線は滑るように移ろう。それらは、親しみやすさと逃げやすさ、完璧さと冷ややかさを同時に備えている。放射する光、強度が均一な濃い青の空、そして人間の存在の完全な欠如は、まるで舞台装置を思わせる。個別の風景というよりも、これらの作品は、現実をアーティファクトへと転位──いや、移植──する行為を成し遂げている。その人工性は、誇らしげに主張されている。レジェ、ミロ、マティスといった近代美術の巨匠たちの作品と風景を組み合わせた、リロンによる小品シリーズは、そのことを雄弁に物語っている。自然は芸術を模倣するのだろうか。

イツハク・ゴールドベルク

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Location

Ceysson & Bénétière Panéry

Domaine de Panéry
30210 Pouzilhac

+33 7 86 94 64 47

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Exhibition Dates

2026年4月4日 - 2026年5月30日

Opening reception

2026年4月4日 18:00